こんにちは。
Wisbitのマーケティング担当の池田です。
物流業界は、「物流クライシス」という言葉で表現されるように、近年、非常に危機的で深刻な課題を抱えている業界です。
これらの課題に立ち向かうため、各社さまざまな対策を検討していることでしょう。
ところが、とても大きな課題であるが故に、何から着手していいかわからないとお悩みの担当者も中にはいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、
- 物流業界が抱える大きな課題とは?
- 物流業界の情報共有における課題とは?
- 物理業界の情報共有課題の解決に役立つ「ナレッジ共有ツール」とは?
これらについて解説していきます。
改革を一歩進めるための参考にしてみてください。
この記事のポイント
- 物流クライシスや物流2024年問題など、物流業界が抱える課題
- デジタル化や人手不足による情報共有の課題
- ナレッジ共有ツールによる業務効率化や社員教育
- 一人で現場に出る社員を支えるWisbit AI FAQの活用
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- 第1章 物流業界が抱える2大脅威とは?
- 【脅威①】物流クライシス
- 【脅威②】物流2024年問題
- 第2章 物流業界の課題を解決するのは物流DX?
- 第3章 物流業界の情報共有における課題とは?
- 【課題①】デジタル化の遅れが情報共有を非効率にさせている
- 【課題②】深刻な人手不足が情報共有不足を招いている
- 【課題③】他の社員と情報共有する機会が少ない
- 第4章 物流業界の情報共有における課題はナレッジ共有ツールで解決!
- 第5章 ナレッジ共有ツールが物流業界にもたらすメリットとは
- 【メリット①】業務がスムーズかつ効率的に行われるようになる
- 【メリット②】社員教育ができる
- 【メリット③】帰属意識を高められる
- 第6章 物流業界におすすめのナレッジ共有ツールWisbit AI FAQ
- 【おすすめ機能①】社内の対応ルールや事例からFAQを作成
- 【おすすめ機能②】対応中でも必要な情報を探しやすいハイブリッド検索
- 【おすすめ機能③】検索状況から「判断に迷うケース」を把握してFAQを改善
- まとめ
第1章 物流業界が抱える2大脅威とは?

まずは、物流業界が今現在抱えている課題について詳しく見ていきましょう。
冒頭で触れた通り、昨今、物流業界では「物流クライシス」が脅威となっています。
また、目前には「物流2024年問題」が迫っており、更なる厳しい局面を迎えそうです。
それでは、物流業界が抱える2つの大きな脅威について説明していきましょう。
【脅威①】物流クライシス
物流クライシスとは、近年、ネットショッピングの利用が急激に拡大したことに伴い、宅配の荷物量が増大し、配送側の体制が追い付かず、人手不足に陥っている現象のことです。
コロナをきっかけにEC市場は更に拡大しており、人手不足は深刻さを極めています。
特にドライバー不足が課題となっており、日本ロジスティクスシステム協会が発表した2030年のドライバー人口と物流需要の推計によれば、2030年には需要の約36%が輸送できなくなるという危機的な状況となっています。
【脅威②】物流2024年問題
物流2024年問題とは、働き方改革関連法により、2024年4月に「自動車運転の業務に対する時間外労働時間の上限規制」が適用されることに伴って発生する諸問題のことです。
政府の試算では、問題を解決できなければ最大で10兆円を超える経済損失も考えられるとして危機感を募らせています。
一方で、企業側にとっては、売上・利益の減少、収入減少を理由としたドライバーの離職など経営難で立ち行かなくなる企業が続出することが懸念されています。
この2つの脅威に加え、最近ではガソリン価格の高騰などもあり、物流業界は課題が絶えません。
第2章 物流業界の課題を解決するのは物流DX?

これらの課題を根本から解決するためには、思い切った大きな改革が必要です。
そのため、最近は「物流DX」が注目されています。
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略であり、国土交通省では物流DXを「機械化・デジタル化を通じて流通のこれまでのあり方を変革すること」と定義しています。
そして「物流DXにより、他産業に対する物流の優位性を高めるとともに、我が国産業の国際競争力の強化につなげる」ことを掲げています。
しかしながら、業界のほとんどが中小企業であることが物流DXの推進を阻む原因の一つになっています。
大きな改革となると時間もコストも掛かります。
また、一口にデジタル化と言っても対象範囲が広いため、検討は進んでいるがなかなか進まないという企業も多いことでしょう。
そのような場合には、まずは自社で直面している課題解決に集中してみるというのも改革の一歩になるのではないでしょうか。
第3章 物流業界の情報共有における課題とは?

さて、ここまでは物流業界に横たわる大きな課題に目を向けてきました。
先ほど、これらの課題解決の一歩として、まずは自社で直面している課題に目を向けるというご提案をさせていただきました。
ここでは社内の情報共有の課題に着目していきましょう。
業界全体の大きな課題も踏まえた上で、次のような情報共有の課題があると考えられます。
【課題①】デジタル化の遅れが情報共有を非効率にさせている
物流業界は、依然として電話とFAXが中心という企業が非常に多い業界です。
人手不足によって業務量が増え続けている中、電話やFAXによる膨大な情報のやり取りは伝達漏れや誤認識が発生しやすくなります。
関係者間での情報共有が上手くいかず、手配ミスや業務の遅れが生じることになります。
【課題②】深刻な人手不足が情報共有不足を招いている
人手不足は情報共有不足が起こる原因にもなります。
従業員が少ないということは自己判断で行動することが多くなります。
個人の知識やノウハウを組織的に活用する有益な情報のことをナレッジといいますが、新人社員が先輩者社員から受け取るアドバイスもナレッジの一種と言えます。
しかし、人手不足になると一人で現場を任されることもあり、直接誰かにフォローしてもらうという機会が得られないこともあるでしょう。
特に、教育が不充分のまま現場に入らざるを得ない新人ドライバーにとってすぐにフォローしてもらえない心理的な負担は大きいのではないでしょうか。
【課題③】他の社員と情報共有する機会が少ない
一人で業務に就くのは人手不足ということもありますが、それ以前よりドライバーは単独で行動するのが一般的という物流企業も多いことと思います。
このような商習慣もあり、物流業界の一部の職種は、他の業種・職種と比較して他の社員と接する機会が極端に少ないのではないでしょうか。
コミュニケーションが取れていないと帰属意識が薄れ離職に繋がる原因になります。
離職が増えれば人手不足を招き悪循環を生んでしまいます。
第4章 物流業界の情報共有における課題はナレッジ共有ツールで解決!

物流業界の情報共有の課題について見てきました。
これらの課題を解決するためには、ナレッジ共有ツールの活用をおすすめします。
ナレッジ共有ツールとは、組織で有益となる個人の経験やノウハウであるナレッジを共有することを目的としたツールです。
第5章 ナレッジ共有ツールが物流業界にもたらすメリットとは

それでは、ナレッジ共有ツールを活用することで、物流業界にはどのようなメリットがもたらされるのかを説明していきましょう。
【メリット①】業務がスムーズかつ効率的に行われるようになる
ナレッジ共有ツールに情報を一度登録しておけば、受け取る側にとっては情報の一貫性が保たれた状態となります。
また、誰でも参照可能な状態となるため、必要な時に必要な人が情報を取得できます。
このような状態を作り出すことで、これまで重複していた業務の無駄が省けたり、不確実な情報によって発生していたミスを無くしていくことができます。
人手不足の中でも効率よく業務を進めることが可能となります。
【メリット②】社員教育ができる
普段からやり取りの多い社内の質問は、FAQ形式にしてナレッジ共有ツールに登録することで、社員自身で疑問解決のできるよう促すことができます。
社内にいなくても外出先から確認することができるため、単独行動かつ社外にいることが多いドライバーにとっては、
運転してない時間などにナレッジ共有ツールを閲覧して疑問を解決することが可能となります。
また、ルールブックなどを作成してナレッジ共有ツールに登録・閲覧するのも有効な方法です。
【メリット③】帰属意識を高められる
物流業界の中でも特に運送業は従業員の入れ替わりが激しい業界で、会社への帰属意識が希薄にもなりがちです。
社員であるドライバーは、一日のほとんどを社外で過ごし、また一人で行動することが多いため、企業の一員であるというより個人事業主のような感覚で仕事をしている方も少なくないようです。
もしかすると、他のドライバーのことをよく知らないという社員の方も多いかもしれません。
そのような場合、情報共有ツールを用いて他のドライバーがどのような仕事ぶりをしているかを知ってもらうことで、帰属意識を高めることができます。
日々の業務内容を報告する中で、ちょっとした役立つ情報や従業員の感じていることなどを共有できると良いでしょう。
第6章 物流業界におすすめのナレッジ共有ツールWisbit AI FAQ

物流業界では、ドライバーをはじめ、一人で現場に出る社員も多く、業務中にわからないことがあっても、すぐに周囲へ確認できない場面があります。
そのため、電話や口頭で教えてもらうだけではなく、社員が自分で確認できるナレッジをあらかじめ用意しておくことが重要です。
Wisbit AI FAQは、社内のマニュアルやルール、業務に関する資料などをFAQとして整理し、社員が必要な情報を検索できる環境を構築できます。
物流業界では、次のような活用が考えられます。
【おすすめ機能①】マニュアルやルールをもとにFAQを作成できる
物流業務では、配送手順や安全ルール、車両トラブルへの対応方法など、現場で確認したい情報が数多くあります。
Wisbit AI FAQでは、こうした社内のマニュアルやルール、業務資料をアップロードすると、AIがFAQの候補を自動生成します。
たとえば、「配送先でトラブルが発生した場合はどうする?」「荷物の破損を発見した場合の対応は?」といった、現場で起こり得る疑問をFAQとして整理できます。
これまで先輩社員が口頭で教えていた知識も、FAQとして残しておくことで、社員が自分で確認できるナレッジとして活用できます。
【おすすめ機能②】現場で知りたい情報をハイブリッド検索で探せる
単独で業務を行う社員にとって、困ったときにすぐ確認できることは重要です。
Wisbit AI FAQは、キーワード検索とベクトル検索を組み合わせたハイブリッド検索に対応しています。
「荷物を間違えて積んでしまった場合」など、実際の状況に近い言葉で検索しても、関連する情報を探しやすくなっています。
電話で担当者に確認する前に自分で解決できる場面が増えれば、現場での待ち時間を減らすだけでなく、管理者やベテラン社員への問い合わせ集中を抑えることにもつながります。
【おすすめ機能③】現場で不足している情報を把握できる
ナレッジを共有する仕組みを作っても、現場で本当に必要とされている情報が揃っていなければ、十分に活用することはできません。
Wisbit AI FAQでは、検索されたキーワードや検索結果が0件だったキーワードなどを確認できます。
たとえば、複数の社員が同じ内容を検索しているにもかかわらず回答が見つからない場合、その情報を新たなFAQとして追加することができます。
現場から寄せられる疑問を一つひとつナレッジとして蓄積していくことで、経験のある社員だけが持っていた知識を、組織全体で活用できる情報へと変えていくことができます。
物流業界では、人手不足によって一人ひとりの社員が担う役割が大きくなっています。
だからこそ、誰かに聞かなければわからない状態を減らし、一人で現場に出る社員も必要な情報を確認しながら業務を進められる環境を整えることが、情報共有の改善につながります。
Wisbit AI FAQを、物流現場の社員教育や業務上の疑問解消、ベテラン社員のノウハウ共有などに活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
物流業界では、人手不足や業務負荷の増加など、さまざまな課題への対応が求められています。
その中で、社内の情報共有を見直すことも、業務改善につながる一つの取り組みです。
特に、現場で働く社員が必要な情報を自分で確認できる環境を整えることで、情報を探したり、誰かに確認したりする負担を減らすことができます。
物流DXのような大きな改革だけでなく、まずは「情報がうまく共有できていない」という身近な課題を一つ見つけ、改善することから始めてみてはいかがでしょうか。
